平成6年3月、国土交通大臣(旧建設大臣)官房官庁営繕部の関連協会である社団法人公共建築協会が、「建築材料・設備機材等品質性能評価事業」なるものを発足しました。
これは、営繕工事で使用される「建築工事共通仕様書」「電気設備工事共通仕様書」「機械設備工事共通仕様書」及び「建築改修工事共通仕様」(以下「共通仕様書」という)に品質及び性能等が規定されている建築材料・設備機材等ならびに社団法人公共建築協会が重要と認め、指定する材料等(以下「材料」という)に係わる評価事業を実施しようとするものです。
従来、営繕工事で使用される材料などの評価は、国土交通大臣(旧建設大臣)官房官庁営繕部で行われてきましたが、近年我が国においては海外で製造された材料等が急激に参入してきており、営繕工事においても海外等の材料等に対して、営繕工事の質を確保しつつ国内で製造された材料等と等しく取り扱うことが重要となってきました。
また、国内で製造された材料等についても共通仕様書の規定に適合しているかを各工事現場毎に確認する必要があり、また材料等に関する情報の収集が自ら限界がありました。
このような背景のもと、海外及び国内で製造された材料等の情報を提供し、各工事ごとに行われていた確認業務を簡素化及び迅速化するために社団法人公共建築協会が材料等の評価事業を実施しました。
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